クラリネット全8種類を解説!初心者におすすめな王道メーカーについても紹介

楽器

クラリネットは吹奏楽やオーケストラにおいて主旋律を奏でることが多い楽器です。暖かく柔らかい音色はメロディーを奏でるのに最適と言えるでしょう。

また管楽器の中では小柄な部類で、持ち運びも容易なため趣味として始める人も多くいます。これからクラリネットを趣味で始めてみたいという人も多いのではないでしょうか。本記事ではクラリネットにどのような種類があるのか解説します。

また「ここで買えば間違いない」というメーカーも紹介しますので、ご購入の際は参考にしてください。

クラリネットの種類と特徴

主に吹奏楽で使用されるクラリネットは4種類程度ですが、すこしマイナーな楽器を含めると8種類あります。ここでは音の高い順からクラリネットの種類を解説します。

全部で8種類もあるんですね

吹奏楽で主に使用されるのはこの内4種類よ

E♭クラリネット(エスクラ)

引用:https://www.nonaka.com/selmer/instruments/clarinet/

E♭クラリネットはクラリネットの中で最も高音が出る楽器です。通称「エスクラ」と呼ばれており、吹奏楽のシーンで度々活躍しています。サイズも一番小さいです。

B♭クラリネット(ベー管)

引用:https://www.nonaka.com/selmer/instruments/clarinet/

B♭クラリネットはクラリネットの代表的存在で、クラリネットと言われるとこのクラリネットを指すことが多いです。

楽器の購入を考えている人はB♭クラリネットの中から選ぶようにしましょう

Aクラリネット(アー管)

引用:https://www.nonaka.com/selmer/instruments/clarinet/

B♭クラリネットとほとんど同じ見た目ですが、音が2度低いため全体的に少し長くなっています。

E♭アルトクラリネット

引用:https://www.nonaka.com/selmer/instruments/clarinet/

「アルトクラ」といわれると、このE♭アルトクラリネットを指しています。上記で紹介したE♭クラリネットのちょうど1オクターブ下の音が出ます。

Fバセットホルン

引用:https://www.nonaka.com/selmer/instruments/clarinet/

Fバセットホルンはマイナーなクラリネットです。あまり出番はありませんが、クラリネットのアンサンブルで使われることがあります。

見た目はE♭アルトクラリネットと瓜二つですが、アルトクラリネットよりも管が細めで繊細な音色が特徴的です。

B♭バスクラリネット

引用:https://www.nonaka.com/selmer/instruments/clarinet/

吹奏楽部で「バスクラ」と呼ばれるのはこのB♭バスクラリネットです。クラリネットの中ではメジャーな部類で、アンサンブルやオーケストラなどさまざまなシーンで活躍しています。

E♭コントラアルトクラリネット

引用:https://www.nonaka.com/selmer/instruments/clarinet/

E♭コントラアルトクラリネットは上記で紹介したE♭クラリネットの2オクターブ下、E♭アルトクラリネットの1オクターブ下の音が出る楽器です。

主にクラリネットのアンサンブルで低音群として使われているので、アンサンブルを見る機会があれば注意して見てみましょう。

B♭コントラバスクラリネット

引用:https://www.nonaka.com/selmer/instruments/clarinet/

B♭コントラバスクラリネットはB♭クラリネットの2オクターブ下、B♭バスクラリネットの1オクターブ下の音が出るクラリネットです。クラリネットの中で最も低い音が出ます。

H3: クラリネットの主なメーカーと購入金額

クラリネットは多くのメーカーが製造しており、多種多様なブランドと製品があります。これからクラリネットを始めようと思ってもどこのメーカーで買えばよいか分からない人も多いでしょう。

下記で紹介しているメーカーで購入すれば「間違いない」と言われるほど、どれもメジャーなメーカーですので、クラリネットの購入を検討している人は参考にしてください。

SELMER(セルマー)

セルマーは1885年にクラリネット奏者だったヘンリー・セルマーによって設立された管楽器メーカーです。

セルマーのクラリネット最大の特徴は「音の明るさ」です。細かいフレーズで華やかなメロディーを奏でるクラリネットにとって明るい音色は最大の武器になります。

YAMAHA(ヤマハ)

ヤマハのクラリネットの特徴は「吹きやすさ」と「音程の合いやすさ」です。文章に表すと地味な魅力に感じてしまいますが、音程をさほど気にすることがなく楽器が吹けるのは大きなメリットです。

幅広い価格のラインナップが揃っていますので、「とりあえず安い楽器から始めたい」という人にはぴったりです。

Buffet Crampon(ビュッフェ・クランボン)

吹奏楽部で自前のクラリネットに所有楽器を聞くと、大半が「クランポンのR13」と答えます。それくらいメジャーな存在となっていて、楽器的にも優れています。

現代のクラリネット業界の流行や方向性を楽器作りに反映しており、音の速達性や指の回しやすさが特徴となっています。

クラリネットの種類まとめ

クラリネットは音の高低によって8種類の楽器に分かれています。普段見かけないクラリネットをアンサンブルなどの機会で見かけたらどのような音が出るのか注意深く聞いてみましょう。

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